グループホームみのり 様

 

■外部評価を毎年行うことで意識を新たに!

[所在地]〒232-0042 神奈川県横浜市南区堀ノ内町2-136-3

[設立]2002年11月1日

[提供サービス]グループホーム ※訪問介護を併設

グループホームみのり
【グループホームみのり】

 

事業所の現状と課題

グループホームという介護サービスを早くから手掛けており、当事業所でのサービスは行き届いたものになっているのではと自負している。事実、外部評価でも問題を指摘されることはほとんどないと思う。ただ、グループホームの役割も時代とともに変わりつつある。

認知症の進行を極力抑え利用者の自立を支援する「認知症の方のための共同生活の場」というグループホーム本来の役割をベースにしながらも、近年はご利用者の高齢化も進み、ご家族などからターミナルケアへの要望も強く寄せられている。医療看護体制はもちろん、職員の教育についてもターミナルケアへの対応を意識したものを心がけ実施しているところである。

介護の仕事は職員が常に関わらなければならない重労働が多く、離職が激しい業界。当事業所でも9名の利用者中車椅子利用者が5名おり、マンツーマンの対応が必要になることも多く人手は足りない。難しいことではあるが、今少し、介護職の待遇をよくできないかとは常々思うところである。

最近は地域住民の高齢化が進み、お祭りや盆踊りなどの地域コミュニティ活動自体がなくなっており、地域コミュニケーション活性化に向けては問題だ。そのこともあって、定期的に開催している運営推進会議には町会や地域包括支援センターからも出席してくれ、せっかくのコミュニケーションの機会を無駄にしたくはないのだが、その議題にはいつも苦慮しており、ある意味マンネリ化の感は否めない。

 

評価は誰のためでもなく、自分たちのためのもの~利用者に反映されるもの

評価は、職員が一年の振り返りができる機会であり、また必要な書類やマニュアル類を確認する機会と捉えている。

日々の業務にずるずる流されてしまうことはままあること。また、案外自分では気が付かないことが多い。外部評価はそれを気づかせてくれるものだ。外部評価は、調査員に高く評価してもらうということが目的ではなく、あくまで自分たちの振り返りになるということだ。すなわち、評価は誰のためでもなく、自分たちのためのもので、結果、利用者に反映されるものと認識している。

外部評価によって気づきやヒントをもらえる、他のグループホームでの取り組みなどを参考情報としてもらえるなど、ためになることが多い。こういったことの蓄積が事業所の質向上に役立つと思う。

外部評価に向けての準備はとくにしていない。身構えることなく、ありのままをみてもらい、(問題があれば)指摘してもらうようにしている

グループホームみのりのケアマネージャー

(写真右より) 代表取締役 田代ワカ子 様 

グループホームみのりケアマネジャー 工藤るみ子 様 

グループホームみのり管理者 金子美紗子 様 

 

外部評価を毎年受審することで自分たちの意識を常に新たにする

運営推進会議を行うなど一定の要件を満たした事業所は2年に1回の受審でよいという適用緩和規定については承知しているが、当事業所では(その要件は満たしているものの)あえて能動的に毎年受審するようにしている。

毎年実施することで、調査員から新たな情報をもらえるなどの利点があるだけでなく、「自分たちの意識を常に新たに!」することができると考えており、そのことがとても大切なことと捉えている。

 

自己評価に職員が主体的に関わることで自信につながる

自己評価は基本的に全職員が参画し取り組んでいる。まずは、職員に毎年の結果を見てもらうとともに、関わっているところ(評価項目)についてその実施状況を職員自身の言葉で書いてもらっている。若い職員などは、自分たちの書いた言葉がネットに掲載されることで自信につながり、結果として職員育成につながっていると思う。

外部評価の中の「家族アンケート」も重視している。ご家族がアンケート回答用紙を直接評価機関である「かながわ福祉サービス振興会」に送付するため、一般的には聞こえてこないご家族のお考え(本音)を知ることができるのでとても参考にしている。

外部評価の結果については、調査員から指摘されたことなど主要なポイントについては共有し、必要に応じて反省協議したり対応策を講じたりする。

  

外部評価についての要望

書類による確認も大切ではあるが、できれば訪問調査員にはご利用者の生活をそのまま、たとえば一緒に食事をするなど日常の生活場面を体験しながら見てもらいたい。その分、事前提出書類で確認できることは確認し、ヒアリングの時間は短めにしてもいいのかもしれない。

外部評価の項目は網羅的で、各評価項目の説明も目標となるようなことがあらかじめ記載されている。しかし、多くは当事業所ではまさに書かれていることを実践できていると自負しているので、実施状況はどう書けばいいのか困ってしまうこともある。事業を始めて1~2年のところと当事業所のように長年経ったところとでは扱いが違っても良いと思う。

外部評価の評価項目の説明文なども職員でもわからないものがあり、もっと噛み砕いた表現が必要かもしれない。項目間の重複もあるので、項目数はもっと少なくてもいいはず。